一般社団法人日本小児放射線学会/利益相反(COI)について
臨床研究等を推進する上で、大学等の教育研究機関や学術団体と製薬企業や 医療機器業者等の産業界との産学連携は極めて重要であり、近年益々盛んにな ってきています。一方、産学連携活動に伴い発生する個人が取得する利益と、 学術機関等に所属して行う公正な教育・研究における責任とが衝突・相反する 状態が不可避的に起こってきます。このような状態を「利益相反(conflict of interest、COI)」と 呼びますが、この利益相反状態を学術団体が組織として適切に管理していくことが、 産学連携活動を推進する上で必須となってきました。
日本小児放射線学会においても、産業界等からの資金で実施される臨床研究の公正性、 透明性を確保するため、本学会と企業が連携して実施する活動や、日本小児放射線学会及び その関連学会で行う発表、機関誌における報告、についてあらかじめ利益相反状態を把握し、 利益相反が疑われたときは直ちに「利益相反委員会」を開いて対処できる体制づくりに取り組み、 本学会における「事業遂行に係わる利益相反に関する指針および細則」を制定し、2021年4月1日からの 2年間の試行期間を経て2023年4月1日から本格運用をしております。
日本小児放射線学会の会員の皆様におかれましては、特に研究発表に際して、 下記の「指針」及び「細則」等をご覧いただき、必要に応じて申告等をお願いいたします。
医学系研究の利益相反に関する指針および細則
利益相反指針(2021年4月1日施行)
利益相反細則(2024年1月18日改正)
COI申告書様式
様式1:講演・口演・ポスター発表に関するCOI自己申告書
様式2:発表時の開示スライド例
様式3:日本小児放射線学会雑誌投稿時のCOI自己申告書
様式4:役員等のCOI自己申告書
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