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大会テーマ
「For the future, for the children 子どもたちの未来が私たちの未来」
 いま我々が診ている子どもたちは22世紀を見ることになる!

 この度、第57回日本小児放射線学会学術集会の会長を拝命いたしました。現在、開催に向けて準備を進めております。ご承知の様に、2020年年初より顕在化した新型コロナウイルス感染症の流行は医学の学術集会にも多大な影響を与え、多くの学会がWeb開催となっているのはご承知の通りであります。望月博之先生が会長として開催された第56回日本小児放射線学会学術集もどれだけの困難があったと拝察いたしますがWeb開催にて盛会のうちに終了されました。
 今後はWeb開催の利点を取り込みながら、徐々に実会場での学術集会が開かれていくものと思われます。日本小児放射線学会も、大規模集会の開催のガイドラインなどを遵守しながら2021年(令和3年)6月12日にさいたま市浦和の埼玉県県民健康センターで、実会場での講演中心の開催を目指し、併せてWeb上での一般演題の発表を行い新たな規準に適合したハイブリッド形式での学術集会の開催を考えております。
 日本小児放射線学会は、放射線科医(画像診断医・放射線治療医)と小児科医、小児外科を主とする外科系会員、あわせて約700名の学会員が合同で子ども達のためのより良い放射線医療を目指して研究発表と討議討論、教育活動を行う学術団体であり、2020年5月には一般社団法人化いたしました。
 前身の臨床小児放射線研究会から数えると、これまで56回の学術集会を開催してまいりました。今回の大会テーマは「For the future, for the children 子どもたちの未来が私たちの未来」としました。これは実は私の勤務する病院のスローガンなのですが、われわれがどう子どもたちを育てるのかが、われわれの未来に直結している、という小児医療に携わるものが忘れてはならない事実をしめしており、放射線科医、小児科医、小児外科医の協働からなるわれわれの学会の学術集会のテーマに相応しいものと考え、選択いたしました。
 この旗印のもと、われわれの未来そのものである子ども達に、よりよい放射線医療を提供し、子どもたちの幸せにつながるよう、関係者一同、鋭意準備いたしております。