第44回日本小児放射線学会のご案内
テーマ:みんなに役立つ小児画像診断
会 長 正木英一(国立成育医療センター放射線診療部)
第44 回日本小児放射線学会のお世話をさせていただくことを大変光栄に思っております。今回の学会はメインテーマを「みんなに役立つ小児画像診断」として、小児科、小児外科、放射線科等の小児放射線学に携わるすべての方々にとって、有益な学会となるよう心がけました。さらに近年問題となっているCT 放射線被ばくに関して、今学会において教育講演および放射線機器メーカー展示として取り上げ、会員の皆様に有益な情報提供ができればと考えております。
特別講演は京都市立病院放射線科 早川克己先生に小児中枢神経救急疾患の画像診断をご講演いただき、招待講演として米国アイオワ大学 Dr. Michael P. D’Alessandro に最新のインターネットを利用した小児放射線診断教育システムRCollaboration: Learning in a Pediatric and Radiology Community of Practice on the Internet Using Social Networking Softwareの講演をしていただく予定です。
シンポジウムは「神経芽腫の画像診断と治療効果判定」と題して、国立成育医療センター臨床検査部病理科 中川温子先生に病理診断を、順天堂大学医学部小児科 齋藤正博先生に小児科医から画像診断に望むものを、国立成育医療センター第二専門診療部外科 黒田達夫先生に小児外科医から画像診断に望むものを、埼玉県立小児医療センター放射線科 野澤久美子先生に病期診断と治療効果判定(US, CT, MRI) を、東京慈恵会医科大学放射線科 内山眞幸先生に病期診断と治療効果判定(RI) を、国立成育医療センター放射線診療部 宮崎 治先生に合併症の画像診断をお話しいただき、神経芽腫の理解を深めていただくとともに、小児がん全般に対する画像診断の重要性を再認識していただきたいと思っております。
教育講演は近年その活動が認知され始めているチャイルド・ライフ・スペシャリストの現状を国立成育医療センター認定チャイルド・ライフ・スペシャリスト 相吉 恵さんに、また小児において問題視されている放射線被ばくに対する考え方を「放射線診療を受ける患者家族の不安に応える」として京都医療科学大学医療科学部 大野和子先生にご講演をお願いいたしました。
ランチョンセミナーは国立成育医療センター第二専門診療部泌尿器科 上岡克彦先生に小児の排尿障害における画像診断の役割を、Dr. Michael P. D’Alessandro にEssential Pediatric and Radiology Internet Resources for Decision Support and Learning While You Work: A Tour of the Pediatric and Radiology Internetを講演いただくことになっております。
最後にフィルムリーディングセッションでは獨協医科大学放射線科 河野達夫先生、国立成育医療センター放射線診療部 堤 義之先生にモデレーターをお願いし、本抄録集にも出題画像が掲載できましたので、ご参加する皆様に楽しんでいただければと思っております。
以上のような準備を進めて参りましたが、出来るだけ多くの先生方に積極的に会に参加していただき、実りある学会を作り上げていただくよう切にお願いいたします。
開催期間:2008年6月20日(金)・21日(土)
会 場:秋葉原コンベンションホール
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13
秋葉原ダイビル…会場案内地図 NEW
学生、研修医の方は参加費 1,000円です。
プログラムの印刷に間に合いませんでしたのでここに記載します。奮ってご参加ください。
2008年05月22日 開催案内、プログラムを掲載を掲載しました。
2008年05月01日 演題は締め切りました。5月中旬にプログラムを掲載の予定です。
2008年02月27日 演題応募締め切り延長のお知らせ
2008年02月14日 演題登録一時停止のお知らせ
2007年12月12日 ホームページを公開しました。
↑このページのTOPへ |